2023年度以降の競技会の結果報告は、すべて『電子申請』とする。
ただし、ロードレースについては、これまで通り『Excelデータ』で報告する。
■『電子申請』とは
・陸連が指定する形式のこと。入力する列が決められた所定のシートに競技会名やコード、
選手名、記録などの各項目が過不足なく、ミスなく入力され、
それを「CSV」形式で保存したデータで、Excelデータではないことに注意。
・「トラック競技」、「長さの競技」、「高さの競技」、「リレー競技」、「混成競技」の
それぞれ所定のシートがある。
・データは、Excelにて手作業で作成したものを、CSV形式で保存しても構わないが、
「*(アスタリスク)」や「:(コロン)」の使用など各項目の入力形式が決まっており、
手作業ではかなりの労力を要する。また、ファイル名にも指定された記号を付けなければならない。
そのため『電子申請用CSVデータ』を出力できるシステムを使うことが望ましい。
・『電子申請』で報告した場合は、「訂正プログラム」を提出する必要はない。
参考 日本陸連記録公認「電子申請」用CSV形式記録出力の作成できるシステム
マット株式会社・・・・・・マット陸上競技大会運営システム「Athle32」
株式会社ニシ・スポーツ・・陸上競技大会運営システム「NANS21V」
静岡陸上競技協会・・・・・自作陸上競技運営システム
◎ 現在確認出来ているシステム
■『電子申請』データ作成時の注意
・「競技会名」、「競技場名」は競技会申請した名称を入力する。(省略しない)
・「所属名」は陸連に登録した「正式名称」または「略称」のみを使用する。
(プログラム記載の文字数の都合でさらに略した場合は、もとに戻して報告する。)
・学校名に「小」「中」「高」「大」を必ずつける。ただし、中体連や高体連の競技会で
全中やインターハイに直結する大会は省略してもよい。
(記録会は出場選手が中学生だけであっても必ず「中」をつける)
・クラブチーム登録選手は、学年に中学や高校が区別できるように記号を付記する。
「松東みどり学園」「各特別支援学校」もこれに準ずる。
小学4年⇒小4、S4、E4
中学2年⇒中2、C2、J2
高校1年⇒高2、K2、H2
大学3年⇒大3、D3
大学院1年⇒院1、M1
・登録県の入力を忘れない。(石川県⇒石川)
・トラックの記録は、1分を超えたものは分と秒で表記する。(例 1:05.35*)
・ハードルや投擲の重さなどの規格の入力ミスが多いので、細心の注意を払って入力する。
(競技会の要項には、規格をきちんと明記することが望ましい。)
・記録を公認できない未登録選手または非公認チームの結果は、主催者が責任をもって
データを削除をしたのちに報告する。
・混成競技(コンバインドAB含む)の結果も『電子申請』で報告する。
・競技会コードの異なる複数の競技会を同時に運営した場合は、システムから出力した
CSVデータを手作業で複数のファイル分けて、競技会名、競技会コードなどを訂正して、
それぞれの競技会として別ファイルで報告する。
逆に、コードが一つの競技会は小学、中学などに分けずに一つのファイルで報告する。
・各競技のファイル名の最後に以下の記号を必ず付記する。
トラック⇒TRK 長さ⇒LNG 高さ⇒HIG リレー⇒REL 混成⇒DEC
■ロードレースの報告上の注意
・ロードレースの『Excelデータ』は、以下の項目を必須とする。
競技会名(正式名称)・コース名(正式名称)・日付
氏名・所属名(陸連登録)・登録県(市町村ではない)・学年(学生のみ)
記録・通過記録(申請してあれば、通過記録も公認される)
・陸連登録者の所属が空欄のときがあるので、エントリー受付の際にきちんと確認する。
・記録は、時間、分、秒をバラバラにせず、一つのセルにまとめて入力する。
3時間40分01秒 ⇒ 3:40:01*、3.40.01* など
・Excel関数やマクロ、特殊な書式設定は使用しない。
・ロードレースの結果報告がされないことが多々あるため、各郡市陸協は責任をもって報告する、
あるいは報告の依頼をする。
・メールの件名は、日付と競技会がわかるものにする。記録部でメールを検索する際に必要なので
協力をお願いします。(件名の競技会名は省略可)
例)2023年5月1日第3回○○○記録会2023⇒20230501○○○記録会③
2023年10月09日~10日第50回○○市選手権⇒20231009-10○○選手権 など
・メールで報告する際には競技会ごとに送信する。複数の競技会を送る際には別々のメールで送信する。
・CSVファイルは競技会ごとに圧縮(zip形式)して送信する。
・『電子申請』データを手作業で作成した場合は、メールの文面にその旨を記載する。